【峰乃白梅酒造株式会社】
その醸造元は越後平野のほぼ中央、新潟市の日本海寄りに蔵がある。
岩室温泉を挟んで山岳信仰の霊場弥彦山と、
四季を通してトレッキングが楽しめる角田山(かくだやま)が並ぶが、
長者原山とも呼ばれるこの角田山の山麓に広がる福井地区が、『峰乃白梅』のふるさとだ。
このあたりは、旧石器時代や縄文時代の遺跡、古墳時代前期の古墳などがあることから、
1万年以上も昔から開けていた土地であるらしい。
仕込み水には杉林に覆われた角田山の山麓から湧き出る清冽な伏流水を使用。
米は、古くから酒米の生産地として知られる地元・西浦区産の《五百万石》や《たかね錦》など、
契約栽培の地元酒米を積極的に活用しています。
酵母には新潟試験場で開発したオリジナル酵母をメインに使い、
新潟流淡麗にこだわり、長期低温仕込みでじっくり醸します。
全量特定名称酒のみの生産。雪解け水のように清らかな酒、
すっきりした味わいの中にふくよかなコクと幅のある酒を目指し、
「名酒」の名声に甘えず、飲み手に喜ばれる酒造りに精進しています。 |